以前購入していた、勝ち続ける意志力を読み終えた。最近は、本を沢山購入している事もあり、流し読みばかりしていたが、久しぶりに腰を据えて考えながら読むことが出来る本であった。
内容は日本初のプロゲーマーである梅原大吾氏のゲームに対する向き合い方について書かれている。梅原氏については名前は聞いた事がある程度であまり知らなかったのだが、この本を読んで尋常じゃない努力を行う事が出来る人だという事を知る事が出来た。よく、努力に勝る才能は無いと言われるが、その通りだなと感じる内容だった。
プロゲーマーに関する内容の本である為、どうしてもゲームが話題の中心になりがちなのだが、梅原氏のゲームへの取り組む姿勢については、今後の人生を生きる上で非常に見習う価値がある。自分が今後意識していきたいと感じた事は以下の3つである。
・成長というのは、とにもかくにも同じ場所にいないことで促進される。
・常に先頭を走るためには時代に敏感である必要があるし、流行りのもの、みんなの熱い視線を集める舞台で戦う必要がある。
・新しいものを否定しないこと。そして、新しいものから素直に学ぶ姿勢を忘れないこと。
結論としては、常に高いレベルを保つ為には、けして自分に驕る事無く常に成長を求めて挑戦していく事が必要ということである。時代の流れについていく事が高いパフォーマンスを発揮する上で大切だという事を学ぶ事が出来た。
エンジニアである自分としては非常に身にしみる内容であった。新しい技術がドンドン生まれていく中でどうしても過去の知識だけで物事を可決しようと考えてしまいがちである。ただ、そうやって変化を恐れて自分の得意なフィールドだけで戦い続ける事は、いづれボディブローの様に自分に降り掛かって来る。小さな変化でもいいので日々成長を心掛けていく様にしたい。
勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)
- 作者: 梅原大吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/10/26
- メディア: Kindle版
- 購入: 4人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (1件) を見る