エンジニアリングとお金の話

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【投資】下落相場を乗り切る資金管理について

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日経平均の下げが止まらない。年初から3000円程の下落しており、まだまだ下落しそうな感じである。

自分は昨年の8月頃からほぼ現金で保有していた事もあり、あまりダメージを受ける事は無かった。とは行っても株主優待の長期保有が付く銘柄についてはホールドしていた事もあり、ピーク時より50万円程のマイナスとなっている。

株式投資は莫大な金額を一気に稼ぐ事が出来る反面、一歩間違うと一瞬で大金が無くなってしまう可能性を秘めている。そこで身に付けたい技術が資金管理である。資金管理を身に付ける事無く投資を行うのは、受け身を知らない状態でプロレスを始めるのと同じぐらい無謀と言える。この様な相場状況だからこそ、稼ぐ技術より前に資産を守る技術を身に付ける事が必要であると考える。

なお、資金管理で大切なのは規律を守る事である。その為、自分が購入した株が予想に反して下落した際は迷う事無く損切りを行う事が大切である。損切りを行う事により、深い傷を負う前に相場から離脱する事が可能となる。ちなみに、自分は買値から8%下落すると損切りする用に心掛けている。

投資を初めて10年以上になるが、毎年100回以上損切りを行っている。長年投資を続けて来て無傷で利益を出し続ける事は不可能だという事が分かってきた。自分の判断が誤っていた場合は素直に負けを認めて出直す。損切り出来ない人は投資を行うべきでは無いと考えている。

ただ、損切りは損失を確定させる行為である為、どれだけ経験を積んでも辛い行為である事は変わらない。その為オススメなのは株を購入したタイミングで逆指し値で損切り注文を出しておく事である。

逆指し値とは株価が特定の金額を下回ったタイミングで注文出来る方法である。通常の指し値は株価が特定の金額を下回った(安くなった)際に買い注文を入れる為に使用する。逆指し値の場合は株価が特定の金額を下回った際に売り注文を入れる事が可能な注文方法である。名前の通り通常の指し値注文とは逆の注文になる為、逆指値と言われる。逆指値を活用する事により機会的に損切りを行う事が可能となる。現在の様に変動幅の大きい相場に臨む際は保険を掛ける意味でも活用する事をお勧めする。

投資で稼げる人と稼げない人の差は勝率では無く資金管理技術の差である。資金管理については実践の中で身に付けていくしかない為、徐々に経験を積んでいく事が大切である。なお、資金管理を学ぶ際は以下の2冊がお勧め。一生使える知識を身に付ける事が出来る。

ゾーン ? 相場心理学入門

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デイトレード

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