エンジニアリングとお金の話

都内で働くエンジニアの日記です。

【感想】PAY Conferenceに参加してきた

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フィンテック関連という事でPAY Conferenceという勉強会に参加してきた。最近は暇を持て余しているので勉強会参加率が高めとなっている。

base.connpass.com

内容しては、決済サービスを提供するPAY.JPの今後の戦略や方針についての説明が主であった。PAY.JPを使った事が無いので全然知らなかったが、自分のWEBサービスにタグを張り付けるだけで簡単に決済を行える様になるサービスを提供している。

あまり意識した事がなかったが、自分でWEBサービスを作成しそこから定額課金等でお金を取ろうとした際に決済処理をどの様にするかを検討しなければならない。その際、自作するという方法もあると思うが本業とは異なる部分にリソースを割く事になるし、セキュリティ面でも不安が多い。その為、この様なサービスを有効に活用しサクッと解決した方がメリットと大きいと感じた。

発表の中で実際にPAY.JPを使う為のデモがあったが、WEB画面で登録を行うだけですぐに利用可能となる。自分も決済処理を伴うサービスを作る事があったら是非活用してみたいと思った。このPAY.JPのビジネスの様に、既存に存在する仕組みをITを活用する事でもっと便利にするというビジネスは、物が溢れた現代でもまだまだ活躍の場があるのでは無いかと感じた。

また、発表の中でPAY.JPの技術顧問である井上さんの話があった。井上さんはDeployGateを作った人で趣味は決済らしい。決済が趣味?

井上さんはアメリカで働いている事もあり現在のアメリカの決済状況について発表となった。アメリカでは電子決済が日本より普及しているとの事ことで、現金が無くても何不自由なく生活出来るらしい。

またアメリカでは現金払いが断られる事が多いらしく、その理由として現金を取り扱うリスク(偽造、強盗、横領)が極めて高い事が影響している。現金をハンドリングするコストが時としてクレジットカードの手数料を上回る事もあるらしい。その為、同じコストを支払うのであれば未来の無い現金より、テクノロジーでより効率的な手法を生み出した方が良いとの考えより新しい決済処理が続々と生まれている。日本は治安が良い事もあり現金決済が一般的であるがこの部分については是非アメリカを見習っていくべきだと思った。

技術が発展した現代ではお金は必ずしも物理的な物である必要は無いと考えている。未来の決済がどの様になるかこれからも注目していきたい。