今週は社内でyahooの小澤さんによる勉強会がありました。
小澤さんを知らない人のために紹介すると、現在yahooのコマースカンパニー長かつエンジェル投資家です。
ものすごくパワーのある人で複数のベンチャー企業を立ち上げたり、楽天球団を立ち上げたり、オリンピック日本招致を行ったりと怒涛の人生を送っています。
借金を60億円背負ったこともあるみたいです。。
そんな小澤さんが教えてくれた成功するために大切なことをシェアします。
成功を見つける
成功したいと思ったら一番最初にやらないといけないのは成功している人や企業を見つけることです。
何も分からない状態でがむしゃらに頑張ればいいということではありません。
成功している人や企業から何故成功しているのかを考えることが大切です。
売れてる商品や面白い人なども何故なのかを考えればそれには必ず理由があります。
分類する
成功している人や企業をみたら何が理由かを考えます。
その際に大切なのは分類することです。
- 商品が優れているのか。
- マーケティングが優れているのか。
- 物流戦略が優れているのか。
- リピート施策が優れているのか。
対象が大きすぎると分からないのである程度の大きさに分類する必要があります。
分類することで何が理由なのかが分かってきます。
掘り下げる
成功している理由が見つかったらもう1段階掘り下げます。
例えばネットで売れているお弁当屋があるとします。
売れている理由を掘り下げていったら写真が綺麗だからということが分かったとします。
普通の人はその段階で写真を綺麗に撮ることに努力し始めます。
ただ、それでは写真スキルの競争になります。
ここでもう1段階掘り下げてると写真が綺麗だと「美味しそう」だから売れるということに気付くことが出来ます。
美味しそうだからということに気付くことが出来れば他にも色々な施策を打つことが出来ます。
- 桐箱の弁当で高級感を出す。
- 有名シェフと提携する。
- 青山や銀座などブランドがあるところに出店する。
他にも「美味しそう」に感じることであれば全てが施策になります。
成功の理由が分かったら汎用化出来るまで考えることが大切です。
絶対に負けない仮説を作る
成功理由の汎用化が出来ればあとはライバルに負けない仮説を作ります。
例えば病院経営を成功させたいとします。
成功理由の掘り下げによりは病院経営が成功するためには利用者が便利に使えることが鍵だと分かったとします。
そこまで答えが出たらライバルより有利になる仮説を作ります。
例を挙げるとこんなこんな感じです。
- 駅1分のところに病院を建設する(1番駅に近い)
- 夜10時まで営業する(1番遅くまで営業している)
選択肢がそれしか無い状況を作り出すことが出来ればライバル不在なので負けることはありません。
絶対に負けない仮説を作ることが出来ればあとは成功が待っています。
まとめ
小澤さんは色々なことを手掛けて成功しています。
それは上記の成功するための公式を当てはめているからです。
公式があれば再現が可能となるので何回で成功することが可能となるのです。
お笑い芸人に一発屋と言われる人達がいます。
彼らが一発屋で終わるのは何故自分たちが面白いのかを自分たちも分かっていないからです。
島田紳助さんも自己プロディース力でこう言っています。
たまたまウケることはあるでしょう。でも、それは所詮たまたま。しばらくしたら絶対潰れてしまいます。 なぜかといったら、公式がないから。学校のテストと一緒で、たまたま書いた数字が当たる時もあります。 でも、公式を知らずに続けても、当て続けることは出来ません。
大切なのは成功するための公式を作ることです。
頑張ってるのに結果が伴わない人はきっと努力の方向性を間違っています。
一度手を止めてまず自分の中で成功の公式を作ることが大切です。
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