会社四季報の正しい読み方

会社四季報の最新版が14日に発売されました。

みなさんもう読みましたか？自分は土日に半分ぐらい読みました。

この会社四季報ですがページ数が2000ページぐらいあり非常に厚い本になります。普通に読むと２週間ぐらい掛かるのでは無いかと思います。

ただ、投資は時間との勝負なので会社四季報はいかに早く読むかが大切です。

自分が１０年間の投資生活で得た会社四季報早くを読むべきポイントについて紹介します。

見るべきポイントは３つのみ

会社四季報には色々な情報が書かれていますが、本当に確認が必要な項目は３つのみです。

• コメント
• 売上高増加率
• 営業利益率

一つずつ紹介します。

コメント

全体的にポジティブな内容か確認します。特に見出し部分が【絶好調】・【独自増額】・【上振れ】などの力強い場合は会社四季報の編集者が自信持っている銘柄になります。

売上高増加率

売上高増加率を算出して成長率を確認します。10%以上の数字が望ましいです。

売上高増加率の計算式は以下になります。

(将来売上 - 現在売上) / 現在売上 * 100 = 売上高成長率

営業利益率

会社の儲かり力を調べるために営業利益率を算出します。こちらも10%以上の数字が望ましいです。

営業利益率の計算式は以下になります。

営業利益 / 売上高 * 100 = 営業利益率

この３つを調べることにより分かるポイント

コメント・売上高増加率・営業利益率を調べることにより以下の３つのことが分かります。

• 第三者から見た企業の評価(コメント)
• 企業の成長率(売上高増加率)
• 企業の儲かり具合(営業利益率)

この３つが全て満たされた銘柄が投資対象とするべき銘柄です。

まとめ

会社四季報は見るポイントが分からないと活用が難しい本です。

ただ、今回紹介した３つのポイントを押さえれば非常に心強い武器になります。

株式投資を始めようと思っている人は会社四季報から是非お宝銘柄を発掘して下さい。

会社四季報 2019年1集新春号 [雑誌]