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仮想通貨バブル崩壊について

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今日の日経新聞に仮想通貨バブル崩壊についての記事が書いてありました。

内容としては芸人の藤崎時さん(藤崎マーケット)が仮想通貨に熱狂しのめり込んで行った末に、バブル崩壊により大損をしてしまうという内容です。以下記事の内容になります。

「NEM(の価格)は上がりきっていなかったので。『これは来るぞ』と」  トキは値上がりしそうな仮想通貨を物色した。コインチェックは業界最多の品ぞろえ。「はじめは1万円くらい。遊べるお金を入れてみようという感じ」。そんな気分は始めてすぐに吹っ飛んだ。「あれれ、すぐに1・2倍に値上がり。じゃあ、10万円入れてみよう。あれ、2倍になったぞ。右肩上がりだったので、誰にも相談せず、ぶち込みました」

自分の周りでも2017年の後半ごろは多くの人が仮想通貨に手を出していました。初めての投資が仮想通貨という人も多く新しい時代が来てるんだなと感じたことを覚えています。また、1日で50%以上値上がりしたりとむちゃくちゃな値動きをしていたこともあり、やらなきゃ損のような状態になっていました。自分は仮想通貨は手掛けて無かったのですが、多くの人に仮想通貨をやらない人は人生損してるだとか、情弱だとか色々言われたのを覚えています。その後多くのメディアでも取り上げられたこともあり仮想通貨はバブルへ突入して行きます。

その流れが一変したのがコインチェックの流出騒動です。2018年1月26日に仮想通貨取引所のコインチェックから580億円相当のMEMが流出します。ここからの仮想通貨を取り巻く環境は180度転換することになります。

一方、予想を超える損失を生むリスクがあるのも仮想通貨だ。「和田(晃一良)社長自ら記者会見したので、本当にとられたんだと思いました。一睡もできない状態になりました」。ウイスキーをロックで4杯、日本酒も5合飲んだ。翌朝、予定通り、吉本興業所属の大先輩ハイヒールリンゴが司会する番組に出演した。「生放送の間、リンゴ姉さんがずっとコインに見える謎の現象が発生して……。追い詰められていたんですね」 NEM流出でトキの手元に残ったのはわずかの現金と、電子マネーに入った6千円だけだった。

投資で辛いのは稼ぐために時間と労力を費やしたのに逆に損してしまう可能性があることです。特に今回のケースではある程度利益も出ていたようなので更に大きなダメージを負ったと思います。利益確定まで決して気を抜いてはいけないということをこの事件は我々に伝えています。

この仮想通貨バブルは今後教科書に載るレベルのイベントだと思っています。生きている内にこんなにも強烈なバブルを経験出来たのは非常に幸運だったと言えます。これからも新しい技術やシステムが生まれていく中で今回のようなバブルが発生することがゼロではありません。今回の仮想通貨バブルで得た経験を基に次に活かすことが出来るよう未来に繋げていきたいと思います。