与沢翼氏の著書ぶち抜く力を読みました。人はこんなにストイックになれるんだと強烈な刺激を受けた本でした。
この本を読むまではどちらかと言うと胡散臭いイメージが強かった与沢翼氏ですが、読書後はその考えが180度変わりました。彼はどの世界でも恐らくトップに立つと思います。なぜなら自分を限界まで追い込める能力を持っているからです。
ぶち抜く力を読んで学んだことをまとめます。
一つのことに集中する
突き抜けた結果が欲しければ、たった一つの結果や目標に向かって徹底的に考え抜き、他の全てを犠牲にする。
生半可な覚悟や中途半端な行動は、無意味です。とにかくひたすらストイックに、自分が心から「やり切った、もうこれ以上はやりたくない」と思えるまでやり抜く。 これが唯一にして絶対の成功法則だと、私は確信しています。
私が実践してきた事は、非常にシンプルです。それは、「とにかく一つの目標に全力を注ぎ込み、結果を出すまでやめない」という事。
「あれもこれも」といろんなものに手を出してしまうと、どれも薄っぺらな結果しか手に入れる事ができません。
常に本気である事。そして、一つの結果のためだけに、ただひたすらストイックになる。これだけが、唯一無二の〝ブチ抜けた存在〟になるための条件です。
この本を読んでいちばん学んだことは、結果を出すためには一つの目標にフォーカスする必要があるということです。与沢翼氏の目標にフォーカスする力は半端無く、投資を始める際は毎日19時間程調査したり、ダイエットの際は妻の誕生日や子供の運動会の日でも一緒に食事を取らないなど徹底しています。この自分の限界に挑戦する姿はもうアスリートそのものです。ぶち抜くためには一点集中と覚えておきましょう。
短期間で結果を出す
長期的な目標は、負荷自体が小さい代わりに、とても道のりが長いので、実現するには卓越した自己管理能力と継続力、そして強い意志の力が必要になります。
与沢翼氏の目標達成術として特徴的なのが圧倒的に短期間で結果を出そうとすることです。それは短い期間ならどんな無茶なことでも頑張ることが出来るという彼の経験から得た知識となります。
確かに今まで色々な目標を立てては達成できずにいるのですが、それは期間が長すぎたということが影響しているかもしれません。大切なのは圧倒的な密度と言う事です。自分のやる気が途切れる前に結果を出すと言うのは目からウロコでした。
目標を中々達成出来ないと悩んでいる人は短期間で結果を出すということを意識してみると良いかもしれません。
物事の本質を見つける
センターピン=物事の本質を摑まえる 目的を達成させるために私が最初にやる事。 それは「物事の本質は何か」を考える事。これは必ずやります。つまり、その物事のセンターピンは何かという事です。
目標達成にあたり、何が本質かを常に考えて行動する必要があります。特に与沢翼氏の目標達成方法は短期間で恐ろしいほどストイックに自分を追い詰める必要があるので、方向性が正しいことというのは非常に大切となります。
まとめ
自分は成功に必要な能力はやり抜く力(グリッド)だと思っています。
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
- 作者: アンジェラ・ダックワース,神崎朗子
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与沢翼氏もやり抜く力が半端ないのですが、それを圧倒的短期間でやり切ってしまうことが彼の凄さの秘訣ということが分かりました。やり抜く力を高い密度で行うと凄い結果が出るというのは新しい学びでした。
またストイックは伝染するという文章が本書にあったのですが自分もいま非常にやる気に満ち溢れています。人生をブチ抜けたいと思う人は是非読んで見て下さい。
- 作者: 与沢翼
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