エンジニアリングとお金の話

都内で働くエンジニアの日記です。

やりたく無い事を明確にすることについて

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転職して1年経過するが以前と比べて大分ストレスが減ってきた。

原因を考えてみたが、やりたく無い事をやらなくて良くなった事が大きいと感じる。以前はSierで働いていたがムダな事務作業や書類の作成など何の為にこれやってるんだっけ?という仕事が多かった。web系の現在に転職してからはその様な仕事が無くなり開発だけに専念出来るようになった。

多くの人が転職の際に自己分析をして何をやりたいかを軸に転職活動を行うと思う。ただ、やりたい事を軸とした転職は自分が望むポジションや仕事が与えられなかった時にこんなはずじゃ無かったと後悔する事となる。また、そもそも自分が本当にやりたい事が何かを見付けるのは難しい。やりたい事と自分の強みが一致しないケースも多くそうなると良い結果を出すのも難しくなってしまう。

なお、自分がやりたく無い事であれば誰でも明確に挙げる事が出来るはずだ。何故ならやりたく無い事は今までの人生の中で自分が経験した事だからだ。やりたい事は自分の願望である事が多く、やりたく無い事は自分の経験した事だからリアリティが異なる。やりたくない事を手当たり次第挙げてそれをやらなくて済む仕事に就いた方がストレスも減り良い結果を出せるのではと思う。

高いパフォーマンスを出す為にはやりたい事よりもやりたくない事を全力で回避すべきである。多くの転職指南本はやりたい事をやりなさいと書いているが実際にやりたい事をやるのは運の要素が強いので難しいと考える。確実に結果を出したいのであれば、運の要素を外していく作業が必要であり自分の頭で考える事が大切となる。

この考えに至ったのは神田さんの本の影響が大きい。転職に関する本では無いが検討している人は一度目を通す事をお勧めする。

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