エンジニアリングとお金の話

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今月の日経マネーの片山晃さんの記事を読んで思ったこと

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今月の日経マネー5月号の片山晃さんのインタビュー記事が胸に刺さりすぎました。全ての個人投資家に読んで欲しい内容です。

日経マネー 2019年 5 月号

日経マネー 2019年 5 月号

読んで無い人のために説明するとこれからは簡単に勝てる相場環境では無くなるという内容でした。理由は今後日本経済は不況に向かっていく可能性が高いためです。景気が拡大している時の投資環境と景気が縮小している時の投資環境は180度異なります。要はアベノミクスが始まった2013年からの一連の流れは一旦リセットして考えるべきということになります。

ではリセットして考えるとはどういうことかと言うと今までの投資手法を改めるということになります。今後はリクスマネーが徐々に株式市場から流出して以前の水準に戻らないことが考えられるので、時価総額が小さく流動性が極めて低い銘柄の購入には慎重になる必要があります。また、投資環境が今後難しくなることを想定して株式投資を休んでキャッシュに換えていく選択も考えるべきです。

自分も去年の10月〜12月に大きくやられたのを契機に一旦株式投資からは手を引いている状況です。なので今回の記事の内容は自分の心の内を見透かされているような気持ちになりました。また対談記事に出てきた次の言葉が自分には刺さりました。

いつ起きるかを予想することは何が起きるかを予想するよりも何倍も難しい

投資はタイミングが全てなのですが、そのタイミングをミスすることが最近多くなりました。つまり今までは市場のレベルよりも自分のレベルの方が高かったのですが、気付かない間に市場のレベルの方が自分のレベルより高くなっていたということだと理解しました。ウォーレン・バフェットの名言に以下があります。

ポーカーをやり始めて20分たっても、まだ誰がカモかわからない人は、自分がカモなのだ。

まさしく自分がカモになっていたのかもしれません。もう過去の栄光にすがるのは辞めることにしました。株は今後も続けて行きますが以前のようにアグレッシブな投資はしばらくの間卒業しようと思います。

止まない雨が無いように必ずまた日の目を見る日が絶対に来ます。次の投資サイクルで大きく羽ばたく事を願い力を蓄えていこうと思います。