アメリカ株を始めて1年程経った。始めたタイミングでコロナによる暴落に遭遇したりと非常にスリリングな船出となったが、結果としては大幅に資産を増やすことが出来た。
最近は9割アメリカ株、1割日本株となっているが1年前は10割日本株で運用していた。両方の株を運用してみて分かったことをまとめる。
アメリカ株の特徴
- 決算が重要
- 上げも下げも緩やか
- 地政学リスクがあまり無い
日本株の特徴
- 購入タイミングが重要
- 結構な頻度で暴騰、暴落を食らう
- 地政学リスクが多い
アメリカ株、日本株の感想
アメリカ株は決算に素直に反応する銘柄が多い。そのため四半期決算が非常に重要となってくる。その結果として売買のタイミングを決算で決めることが多くなるのだが、判断が分かりやすいので初心者でも取り組みやすい。逆に日本株は良い決算を出してもあまり反応せず、材料出尽くしで下落することが多かった。そのため売買タイミングを測る必要があり、ある程度のテクニカル分析が必要となる。また、何かしらの材料が出ると大きく跳ねる事が多く、業績よりも株価に影響するイベントに合わせた投資を行うことが利益を上げるコツでもあった。北朝鮮がミサイルを打つと下げたり、度々発生する地震で下げたりと結果としては玄人向けの市場だったと思う。
アメリカ株 日本株どちらがおすすめ?
結論としてはアメリカ株の方が投資判断が分かりやすいし勝ちやすいのでお勧めです。ただ、日本株の方が難易度が高いため投資に対するレベルを上げたいのであれば日本株が良いでしょう。自分の投資歴は日本株14年、アメリカ株1年と圧倒的に日本株の歴が長いのでその結果としてアメリカ株が簡単に思えたのかもしれません。そのことを踏まえて投資初心者の方であれば、日本株でイベント投資やリスク管理を覚えてアメリカ株に進むことをお勧めします。
また、アメリカ株を始めたい人はこの本を読んでおけば大丈夫です。出版は2013年と古いですが色褪せない知識がこれでもかと記載されています。
- 作者:広瀬 隆雄
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: Kindle版