エンジニアリングとお金の話

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【知識】磯野家の相続税について考えてみた

最近、消費税関連法案で国会が揉めているが、関連法案て何だろうと思って調べてみると、消費税以外にも以下の税金が上がるみたい。

 

・所得税 

 課税所得5000万円超に45%の最高税率を新設するという内容。今までは、1800万円以上は40%が最高だった。

 

・相続税

 基礎控除を5000万円から3000万円に縮小する。また、法定人数×1000万円を法定人数×600万円に縮小。

 

・贈与税

 4500万円超に最高税率は55%を新設。今までは、1000万円以上で50%が最高だった。

 

この3つの中で一番影響が有りそうなのは、相続税である。実際、自分の両親は持ち家を持っている為、もし相続する事となったら、今回の税制改正の影響を受けるのだろう。全く憂鬱な気分になる。。

 

ただ、相続税の基礎控除が3000万円に変化してもどれ位増額するのか正直良く分からない。その為、磯野家をサンプルにして計算してみた。

 

1.磯野家の価値

磯野家は、世田谷区桜新町に立地する木造平屋建て、延べ床面積32坪の物件である。ちなみに、2012年の世田谷区桜新町1丁目の地価は、1㎡あたり55万円である。また、延べ床面積で32坪である為、敷地面積で考えると2倍程度の64坪と想定する事が出来る。土地の値段だけで考えると1坪3.3㎡である為、

64坪×3.3㎡×55万円=1億1600万円

となる。こう考えて見ると、磯野家て意外と資産家なんだね。うらやましい。。

 

2.波平が死んだと仮定して

磯野家の主、波平が死んだ場合と仮定すると、相続の権利を持つ法定相続人は

フネ(配偶者)

サザエ(子供)

カツオ(子供)

ワカメ(子供)

となる。この場合、現在の相続税の考えだと

 

基礎控除 = 1000万円 × 法定相続人数 + 5000万円

 

となる為、法定相続人数に4を代入すると、9000万円になる。

課税される金額は、相続する財産から基礎控除を差し引いた金額になる為、

 

1億1600万円 - 9000万円 = 2600万円

 

この、2600万円に税率を掛ける。ちなみに、基礎控除を差し引いた金額が、1000万円超3000万円の場合15%。その為、相続税の額は、

 

2600万円 × 15% = 390万円

 

という結果になる。

 

これを、増税後の相続税で計算すると、

 

600万円 × 4人 + 3000万円=5400万円  (基礎控除額)

1億1600万円-5400万円=6200万円  (基礎控除削除後)

6200万円×15%=930万円       (相続税額)

 

増税前と増税後でその差額は540万円。結構な金額である。今まで、税金は取られて当たり前の様な感じしか持っていなかったが、改めてリアルな金額を導き出してみるとこんなに上がるんだと怒りが込み上げると同時に、納税者である我々が選挙等を活用して、この怒りを訴えかけていなかなければならないのだと思った。

 

今後もますます社会保障関連の費用が増加していく事を考えると、税金は更に上がっていく事が考えられる。払わなければならない物に関しては、逃げも隠れもせずに払うつもりである。ただ、そのお金は我々納税者が汗水を流して得た金額であると言う事を政治家の方々には意識して欲しい。

 

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