Linux等で作業をするときに、ログを見ながら作業をしたい場合やmanコマンドを見ながら作業をしたい場合は、Screenを使うと便利である。Screenを使う事により、1つのターミナルを分割表示して作業を行う事が可能となる。
Screenは、2ストロークキー方式で画面の制御を行う。なお、2ストローク方式とは、一回のキー操作ではなく、二回のキー操作の組み合わせによって行う操作のことである。デフォルトのキーは、「Ctrl + a」となっている為、この後に様々なキーを入力する事で制御を行う。
なお、Screenのコマンドは数多くの種類があり全部覚えるとなると大変である。その為、自分は「タブとして使用する場合」と「画面を分割して使用する場合」の2種類の用途で使用するコマンドだけ覚える事にした。多分この2種類覚えておけば事足りる気がする。
1.タブとして使用する場合
①screenコマンドを叩く
②ctrl+a ⇒ cで新しいウィンドウを作成する
③ctrl+a ⇒ nでウィンドウを切替
④ctrl+a ⇒ kでウィンドウを削除
2.画面を分割して使う場合
①screenコマンドを叩く
②ctrl+a ⇒ cで新しいウィンドウを作成する
③ctrl+a ⇒ Sで画面を分割
④ctrl+a ⇒ tabで分割した画面に移動
⑤ctrl+a ⇒ nでウィンドウを切替
⑥ctrl+a ⇒ Xで分割した画面を閉じる
Screenはコマンドが大文字だったり、小文字だったりする為、少し触らなくなると直ぐコマンドを忘れてしまう。早く体で覚える様にしたい。