会社四季報の2016年秋号が販売された。株式投資を行っている人にとって会社四季報はバイブルである。今週中に読破しようと思っている。
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: 雑誌
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この会社四季報だが、ページ数が3000ページ程あり普通に読むと正直しんどい。その為、見るべきポイントを押さえた上で読む事をお勧めする。自分が会社四季報を読む際は以下の要領にて行っている。
会社四季報の見るポイント
- コメントの見出がポジティブか
- 売上が伸びているか
- 営業利益率が高いか
1.コメントの見出しがポジティブか
会社四季報には各会社の状況がコメントにて記載されている。その際、コメントの最初に必ずカッコ書きで見出しが書かれる。例えばリクルートの場合は【好調】となっている。 【絶好調】や【最高益】、【堅調】等のポジティブな見出しが書かれた企業については注意深く読むようにし、逆に【不調】や【下振れ】等の企業は軽く流し読みをする程度としている。なお、今回の見出しのトップ10は以下の通り。ポジティブな見出しとネガティブな見出が拮抗している感じである。
見出し内容 | 件数 |
---|---|
独自増額 | 149 |
反 落 | 141 |
最高益 | 117 |
増 額 | 96 |
減 額 | 95 |
減益幅縮小 | 90 |
横ばい | 84 |
連続最高益 | 81 |
続 伸 | 78 |
堅 調 | 71 |
2.売上が伸びているか
会社四季報には財務状況が5期分記載されている。その際注目しているのは、今期予想売上と来季予想売上で数字が伸びているかである。ここで数字が下降している様だと投資対象とするのは難しい。
3.営業利益率が高いか
上記1、2のチェックを乗り越えた会社については最後に営業利益率を確認している。営業利益率は、営業利益÷売上高×100で算出する事が出来る。この数字が10%以上の企業を資対象としている。
これらハードルを乗り越えた企業を50社選定しyahooファイナンスのポートフォリオに登録している。なお、購入タイミングはテクニカルを重視しているので、出来高が増加し、チャートが上向いたタイミングにて行っている。自分が10年間投資を行ってきた中でこの方法が一番成功しているので今後もこのやり方を続けていく予定。
また、会社四季報はネット証券を開設すれば無料で見る事が出来る。本は分厚いのでネットでも問題無いという人はお勧め。