昨日は北野唯我さんの転職の思考法を読みました。今回で2回目の読書になります。
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
- 作者: 北野唯我
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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日本は終身雇用、年功序列なので多くの人が転職を経験すること無く一社で勤め上げることになると思います。
ただ、今後もこの日本的な雇用制度である終身雇用や年功序列が続くかというと難しいはずです。
何故ならこれらの制度は右肩上がりの経済成長という前提があって初めて成り立つ制度だからです。
今後の日本は少子高齢化に伴い大きな経済成長は見込めないのが現実です。
転職が当たり前になる時代がもう少しで来ると自分は思っています。
そんな中で自分がSI企業からWeb企業へ転職した時の話をします。
36歳で初めての転職活動
自分が転職を決意したのは36歳の時です。
正直転職したいと思ったことは何度もあったのですが仕事が忙しかったこともあり結局行動に移せないままでいました。
そんな自分が転職しようと思ったきっかけは自分が尊敬していた人の退職と年齢的に管理的な業務が増えてきたためでした。
- 自分は何でこの企業で働いているんだろう。
- 興味が無い仕事を一生続けていっていいのか。
色々な考えが頭をよぎりました。
ただ、大手企業だったこともあり給料は良かったです。当時家賃補助などを入れると700万円程もらっていたと思います。
転職するべきか、このまま残るべきかを悩んでいた時に自分を動かしたのはスティーブ・ジョブスの言葉でした。
17歳のとき、こんな文章を読んだ。『毎日、今日こそが自分の最後の日だと思うようにすれば、いつの日か、自分が正しかったということを確信するだろう』この文章は、強烈な印象を私に与えた。 それ以来33年間、私は毎朝、鏡に向かって『もし今日が自分の最後の日だとすれば、今日しようと思っていることが、本当にしたいことだろうか?』と自問するようにしている。もしその答えが「ノー」だという日が何日も何日も続くようであれば、何かを変える必要があると思うわけだ。
もっと自分の心に素直になろうと思い。転職を本気で決意します。
転職支援企業に応募する
転職を決意してから色々な転職支援企業に応募しました。
自分が活用したのは以下の2社でした。
大手の転職支援企業と小さいけど専門領域に特価した転職支援企業になります。
この組み合わせはお勧めです。理由は提案してくる企業がかぶらなかったからです。
これが例えばリクルートキャリア ☓ Dodaとかのように大手 ☓ 大手だと同じ様な企業を紹介してきて時間を浪費していたと思います。
また、自分の経験から転職支援企業に依頼する順番は
- 小さいけど専門領域に特価した転職支援企業
- 大手の転職支援企業
がお勧めです。
自分が受けた感じだと小さいけど専門領域に特価した転職支援企業の方がサポートは厚かったです。
面接の練習や新しい企業の紹介などを色々と提案してくれます。
なので、小さいけど専門領域に特価した転職支援企業で色々と転職活動経験しておけば大手の転職支援企業で転職活動をする時も比較的スムーズにことが運ぶと思います。
なお、大手の転職支援企業はグローバルな企業やメガベンチャー等の比較的規模が大きなところを提案してくることが多かったです。
初のオファーは年収400万
転職活動を進めて1ヶ月程で初めての内定をもらいました。
WEB系の企業で自分が希望していたPythonでの開発が行える企業になります。
ただ、年収は400万円。。
転職アドバイザーに相談すると流石にこの給料は厳しいですねということで新しい企業を探すことになります。
それからは書類は通るのですが面接で落とされることが多くなります。
多分10社以上受けたでしょうか。。
正直この時期は辛かったです。30歳を超えてからの転職は難しいといいますがこういうことかと実感しました。
ただ、収穫もあって面接が凄く上達しました。
この頃は何を聞かれてもスラスラと答えることが出来るようになっていたと思います。
面接を通じて自己分析が深まっていきました。
希望通りの年収でWeb系企業へ転職
最後は大手の転職支援企業が紹介してくれたメガベンチャーからオファーをもらい転職活動は終了します。
年収も自分が希望する額を提示してもらい円満に転職することが出来ました。
仕事を続けながらの転職活動は非常にパワーが必要でした。
何社も落ちると気持ちも非常に落ち込みます。
ただ、今は転職して本当に良かったと思っています。
多くの人が一日の大半を仕事をして過ごすので、やっぱ妥協しちゃダメだなと感じました。
WEB系に転職する際にやっておくといいこと
SI企業からWeb系企業に転職するにあたりやっといた方がいいと思ったのは以下になります。
- git hubを通じた活動
- 技術ブログ等の執筆
- ハッカソンやコンテスト等への参加
これらの活動を行っておくと面接の場で自己アピールしやすいです。
WEB系企業へ転職をしたいのであれば気持ちも大切ですがそれに伴う活動をして、思いと行動が一致していることが必要です。
まとめ
転職は最初の一歩を踏み出すまでが一番大変だと思います。
ただ、仕事は人生を楽しく過ごす上で非常に大切な要素です。
少しでも多くの人が自分がやりたいことを叶えるために転職の一歩を踏み出せればと思います。