paypayキャンペーンが12/13に終わりました。
予定では2019/3/31までのキャンペーンだったこともあり急な終了に対して色々な声で溢れています。
その中で多いのがこのキャンペーンは失敗だったんじゃ無いかという声です。
まー、paypayキャンペーンは失敗だと思う
— ぱたぱん (@Extra69w) December 14, 2018
わずか10日間でどれだけバズる事ができたのか?
体験した人がアーリーアダプター以下にも、浸透したのか?
を考えると失敗だろう
せめて、成人式までキャンペーンが続かないとソフトバンクBBの時のような成功事例にはならないな
🚶 https://t.co/fEJn09jGu8
ただ自分は大成功に終わったと思っています。
その理由ですが、多くのメディアに何度も取り上げられてpaypayの知名度を確実に上げることが出来たからです。
多くのメディアに取り上げられることに何が起こるのか?
それは多くの加盟店が自分もpaypayを導入しようと動き出すことです。
色々なモバイル決済がある中で管理コストを考えると複数導入するのは得策では有りません。
その点、paypayは今回のキャンペーンで抜群の知名度を得ることが出来ました。これは加盟店を獲得する上で非常に大きいポイントです。
また今回paypayがバラ撒いた100億円はpaypay加盟店でしか使えません。
そのためキャンペーンポイントが還元される2019/1/10以降にまた100億円分の消費が発生するということになります。
paypayポイントは現金と異なり2年間という有効期限があるため、現金のように寝かせることが出来ません。100億円分の消費が眠っていることを武器にpaypayの営業部隊が色々な加盟店の獲得に動くことが容易に想定出来ます。
ユーザー獲得の視点で見るか、加盟店獲得の視点で見るかでキャンペーンの成否は分かれると思いますが、加盟店獲得の視点で考えるなら大成功と言えるでしょう。paypayの目的が脱現金であるなら、今一番大切なのはpaypayが使える加盟店をいかに増やすかになります。
このキャンペーンはソフトバンクの孫正義氏が考案したと言われています。ソフトバンクを世界的な企業にした日本を代表する経営者です。
またこのコメントを上げているヤフージャパン執行役員の小澤隆生氏も多くのベンチャー企業を成功に導いた天才的な経営者です。
きっと彼らはこのpaypayが巻き起こしたムーブメントを受けて次なる手を考えてくると思います。
日本の決済は9割が現金で行われています。我々は現金が終わる瞬間を目の当たりに出来る世代なのかもしれません。
ワクワクが止まらないですね。これからもpaypayがどうやって脱現金に向けて動き出すのかこうご期待です。