今月はkindle unlimitedでNewsPicks Bookの本が読めるので、zozo田端氏のブランド人になれを読みました。
サラリーマンが生き生きと仕事をするためのヒントが書かれており、多くの人に読んで欲しいと思う書籍でした。
脱社畜が最近のトレンドでサラリーマンのサラリーマン離れが進む現代ですが、まだまだサラリーマンも捨てたもんじゃ無いと思います。
ブランド人になれを読んで思ったことを書きます。
会社と対等の関係を構築することの必要性について
サラリーマンであっても、「自分という会社」を経営しなくてはいけない。
就職とは会社に雇われることなのですが、あくまで会社と個人との間で労働力を提供するための契約を結んだだけの関係になります。ただ、どうしても雇われているという関係上、会社>個人の関係になりがちです。この状況を打開するために田端氏はSNSを活用し社外に通用するブランド力を持つべきだと持論を展開しています。要はブランド力を身に付けることにより、会社=個人の関係を構築するべきだということです。ブラック企業が問題になっておりますが、そもそもブラック企業が存在する理由はこの会社と個人の力関係が原因だと考えています。SNSにより現代は社外に向けて自分の能力をアピールすることが容易になっています。自分という会社(ブランド)を構築して力を付けていくことが、サラリーマンライフを充実させる秘訣だと思いました。
仕事はお客様のためやる
シンプルにまとめるならば、仕事のあるべき姿は「お客様に喜びを与えること」「他人の役に立つこと」だ。
はっきり言おう。汗水だとか、つらいだとか、苦しいだとかそれ自体には一切価値はない。 一言で言えば、「お客様を喜ばせること」、それだけがブランド人の仕事だ。
君の仕事によって君のお客様が喜びに打ち震え、人の心を動かして初めて、君の仕事が世の中に価値を生み出したことになる。
夜寝る前に、「今日1日の自分の仕事は、誰を喜ばせたのか? 誰の役に立ったのか? 誰から感謝されたのか?」
「どうすれば人が喜んでくれるだろう」と知恵をめぐらせ、相手の立場に立って想像力を働かせれば、喜びのリターンに応じて君の仕事の価値は上がっていくのだ。
ブランド人たるもの、「カネを稼ぐ」という自分本位の目的など捨て、「他人の幸せ」を考えなければならないのだ。それができたときにカネは勝手についてくる。
田端氏が仕事で成果を上げている理由はお客様に価値を届けることを意識して仕事しているからだということが分かりました。会社から与えれれた仕事をだた漠然とこなすだけではダメです。自分の頭で考えて何がお客様の価値に繋がるのかを意識して仕事をすることが大切です。
ストイックになれ
他人が喜んで銭を払ってくれるようなレベルにまで、仕事の本質を高めるためには、圧倒的な量をやりきる時期が絶対に必要だ。 量をこなさない人間が、ブランド人になることは絶対にない。 量は質に転化する。
圧倒的努力で、大量の仕事をこなす」。これしか、ブランド人の階段を登り続けるための体力はつかない。
力を付けるためには圧倒的な量の仕事をこなす必要があります。楽してブランド人になる方法はありません。シビアな意見に感じますが、逆に言えば圧倒的な努力をすればブランド人になることが出来るということです。現実から目をそむけずに圧倒的な量の仕事に立ち向かっていきましょう。
まとめ
普通のサラリーマンがこれだけの影響力を持つことが出来る時代になったというのは夢がある話です。ただ、ブランド人になるのは簡単ではありません。お客様の価値を常に考え、圧倒的な仕事をこなす必要があります。誰でも出来ることでは無いかもしれませんが、その壁を乗り越えた先は田端氏のようなポジションに立つことが可能になります。サラリーマンだから安泰という時代は終わりを迎えつつあります。自分のブランド力向上を意識して社外発信や仕事に取り組んでいこうと思います。
ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)
- 作者: 田端信太郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/07/05
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