今週号のSPAを読んでいて気になる記事がありました。タイトルは「生きづらい病の正体」です。
その中にHSPという症状がありました。HSPはハイリー・センシティブ・パーソンの略で感覚から得た情報を処理する神経が敏感で、刺激や他人の感情に過剰に反応してしまう特性を持つ人です。
事象としては
- 相手からのメールの返信が1時間ないだけで失礼なことを言って怒らせたかなと考え込む
- 本当は話しかけらたくないのではと相手に気を使いすぎてスムーズにコミニュケーションが取れない
など、感覚から得た情報を処理する神経が敏感な人を指します。HSPの人は神経の敏感さゆえにちょっとした刺激に強く反応したり、感情がたかぶりやすかったり、ストレスを感じやすいなどの特徴があります。他人の感情に敏感で、良くも悪くも影響と受けてしまいます。
自分も思い当たるフシが多々あります。なお、HSPのセルフ診断リストの結果9個該当という結果になりました。5〜10個以上でHSPである可能性が高いと判断になるので、HSP確定といった感じです。
HSPセルフ診断リスト
- 人が髪を切ったことに気づく
- 誰かが怒られていると自分のことのようにドキドキする
- 涙もろくもらい泣きすることが多い
- 繁華街や満員電車の中では息苦しさを感じる
- 想像力が豊かなほうだ
- 暴力的な映画やテレビはあまり見ないようにしている
- 空腹になると気持ち悪くなる
- ミスをしないようにといつもビクビクしている
- 多くの仕事を同時並行で進めようとすると混乱する
- 人と会うと疲れる
なお、HSPは病気や障害では無く、あくまで個人の気質とのことです。自分がHSPの性質を持っていると理解していることが大切です。どうしても感受性が高いため人の言葉や気持ちを敏感に受け取ってネガティブ思考に陥りがちなので、その部分については注意が必要です。
自分に対する理解が一段と深まり非常に良い特集でした。他にも発達障害や複雑性PTSDなど現代人が抱えがちな病が紹介されているので気なる人は是非一読することをお勧めします。
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