正月休みで時間があった事もあり、ここ1週間の間に以下三冊の本を読んだ。
- 作者: 伊賀泰代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: リチャード・ブラント,滑川海彦(解説),井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/10/18
- メディア: 単行本
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- 作者: ケン・シーガル,林信行,高橋則明
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/05/23
- メディア: ハードカバー
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本の内容についてだが、採用基準についてはリーダーシップの大切さについて重きを置いて書いており、ワンクリックについてはアマゾンを作ったジェフ・べゾフの考えを中心に書かれている。また、Think Simpleはスティーブジョブズと共にアップルを巨大な帝国に仕立て上げた広告代理店の話である。
当然書かれている内容はそれぞれ異なるだが、この3冊には1つの共通点がある事に気づいた。それは、良い結果(製品・サービス)を生む為には少人数で物事に取り組む必要があると言う事である。プロジェクトに参加する各々がカリスマ的なリーダーシップを発揮し、少人数で物事を決める事により、責任の所在が明確になり、コミニュケーションロスが無くなり迅速な意思決定が可能となる。ちなみに、アップルでは、スティーブジョブズに認めれれた物しか打ち合わせに参加する資格が無く、アマゾンでは打ち合わせをする際、ピザ2枚で足りる人数しか参加出来ないルールを用いている。
大人数で色々な意見を受けて物事を考えた方がいい物が出来るのでは無いかと思っていたが、実際はそうでは無いという事である。今日本の家電メーカーが危機的な状況に陥いっているが、それも組織が肥大化した事により、意思決定が消化不良を起こしている事が影響しているのでは無いかと考える。
決めるべき人が決め無ければ物事は始まらない。自分が物事を決めていくという意識をもって仕事を進めて行く様にしたい。