エンジニアリングとお金の話

都内で働くエンジニアの日記です。

投資タイミングを逃した

NVIDIAの決算が想定以上に良かったこともあり、株価全体が順調に推移している。自分はほぼ現金で待機させていたこともあり今回の波に乗る事ができなかった。 非常に悲しいが投資はターン制だと思っているので、今から無理に入ることは無いが今後のために教訓を残しておきたい。

1. 新しい名詞が出来て来たら注意する

今回NVIDAの決算が良かった理由はChatGPTを筆頭にAI投資に各社が熱を入れていることが理由にあげられる。以前もコロナ禍でzoomが流行った時は爆発的な株価上昇があった。 このように新しい名詞が生まれたタイミングで関連する株は何かを常に考え一歩先行く投資を行うことが利益をあげるためには大切だと考える。

2.株は全体が下げている時に仕込む

アメリカの金利引き上げに伴い、株パフォーマンスは全体的に悪かった。株を仕込むのであればこのようなタイミングで仕込む必要がある。

3.相場が分からない時はインデックスを買う

現在のような相場の上げ下げが分かりづらい時はインデックスを買って無難に凌ぐ。金融緩和などの上昇が見込める局面では積極的に個別に投資する。

4.VIXは現在の数字よりも変化率を重要視する

現在のVIXは18%程度と極端に低い。このままでは指標として役に立たないので上昇率を意識する。8%ぐらい一日に上昇した場合は良い投資タイミングとなることが多い。

銘柄スカウターがやばい

アメリカ株を探す際さまざまなツールを使用するが、一番使用しているのがマネックス証券の銘柄スカウターである。正直これが無ければアメリカ株への投資は無理だというぐらい依存している。

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特に10年スクリーニングがやばい。各企業の10年間の変化を可視化して確認出来るので良い企業かどうかの判断が一目瞭然である。

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またキャッシュ・フローの推移が分かるのは本当にありがたい。株を選ぶ上で営業キャッシュフローがちゃんと稼げているかを確認するのはマストだ。

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銘柄スカウターはマネックス証券の口座があれば無料で使うことが出来る。ただ、下記の条件満たさないとプロフェッショナル機能を利用することが出来ない。

① 前営業日時点で受渡が完了している米国株・中国株・外国株取引口座の預り金(円貨・外貨の合計)の合計評価額が日本円換算で5万円以上
② 前営業日時点で過去1年以内(暦日)に1回以上の米国株または中国株のお取引
③ 前営業日時点で外国株取引口座の口座開設から6ヶ月以内(暦日)

プロフェッショナル機能とノーマル機能の違いは以下の通り。

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自分は外国株取引口座に5万円以上預けてプロフェッショナル機能を使用している。ノーマル機能でも十分に役立つが株式投資は安い買い物では無いためプロフェッショナル機能の利用をお勧めする。

三井住友カードで投資信託の積立を始めた

以前申し込んだ三井住友カードが届いたので早速投資信託の積立を行った。

hatakazu.hatenablog.com

積立方法は簡単でクレジットカードを登録する画面があるのでそちらからカードを登録して、投資信託の支払い方法でクレジットカードを選べばよい。登録方法のイメージは下記の通り。

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ちなみにSBI・VのS&P500にするか全米株式にするか悩んだが結局全米株式を積み立てることにした。どちらもパフォーマンスは対して変わらないのだが既に楽天証券でS&P500を積み立てていたのでSBIは全米株式を選択した。

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これで楽天とSBIで毎月10万づつ投資することとなる。どちらもカード払いで1%ポイントが付くので毎年120万☓1%で1万2000円分のポイントを獲得することとなる。現金で積み立てるより断然お得な結果となるので今年から積み立てるを始めようか検討している人は是非クレジットカードでの積み立てを検討してみてください。

go.sbisec.co.jp

VZを買い増した

ファイザーを売って投資余力が出てきたのでVZを150株買い増しした。

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インカムメインなので配当をもらいながら長期で保有する予定。VZの配当権利落ち日が1/7なので間に合った感じかな。ま、その分下落を受けるのだろう。

業績はほぼ横ばいといった感じで全くといって成長を感じないのだが、淡々とキャッシュを稼いでくれればよい。

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キャッシュフローは右肩上がり。携帯代金以上のサブスクてそうそうないと思う。

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VZの配当は4.73%なので現在の持ち株分だと1250万円✗4.73%=59万円となる。配当生活には程遠いけどコツコツと積み上げていきたい。

次に購入を検討している銘柄

ファイザーを40ドルで3000株ほど購入しており、いい感じで利益が出ていたのだが最近元気が無くなってきたので1000株程売却した。

売却で得た金額およそ600万円で次はどの銘柄を購入しようか検討し以下の銘柄が候補となった。

  • MKC
  • CHX
  • KR

MKCがスパイスのメーカーでCHXがシェールガス、KRはスーパーマーケットといった感じである。巷では今年はクルーズ株や航空株などのリオープニング株が良いのではという話を良く聞くが、今後の原油価格が気になり購入する気になれずにいる。もしかしたら、変に動かさずにファイザー持っていた方が良かったという感じになりそうな気もするが自分の勘を信じて今回紹介した銘柄に資金を投入してみようと思う。

今年はテーバリング終了して利上げがあることを考慮するとディフェンシブな銘柄に資金を投入した方が良いのではと考える。難しい相場になりそうだが利益を上げることが出来るように頑張りたい。

現在のアメリカ株ポートフォリオについて

今年は仮想通貨に力を入れていく予定ですが引き続きアメリカ株も投資を続けていきます。現在のポートフォリオですがテーパリング終了を見越して高配当+インデックスというディフェンシブな構成となっています。

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配当利回りは全部合わせると3%ぐらいです。以前はハイグロがメインのポートフォリオだったので配当はほぼ無かったのですが現在ポートフォリオだと配当で年間250万円ぐらい入ってくる計算となります。特に使うあても無いので全て再投資に回す予定です。

なお、じっちゃまいわく今年は難しい相場になることが想定されVTIもあまり期待しない方が良いとのことでした。

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2022年の相場環境がどのようになるか分かりませんが、比較的安全なポートフォリオなので今年は腰を据えて投資出来ればと思います。

サプライチェーンの混乱を甘くみない方が良いかも

少し前のニュースになるのですがナイキが通期売上高の見通しの引き下げを行っています。

jp.reuters.com

コロナの影響もあり世界中のサプライチェーンが乱れています。この影響を受けてのことです。いくらナイキと言えども販売する商品が無ければ利益を上げることは出来ないですもんね。

この売るための商品が無いという状況は企業の業績に大きな影響を与える可能性が有ります。一流ブランドのナイキですらこのような事態に陥っているので今後は注意が必要です。

またこの問題は小売業だけでは無く、もう少し深い文脈で考えた方が良い問題かもしれません。例えば、商品が無いという事は購入する機会を奪われるということであり、購入に付随するクレジットカード会社など(ビザやマスターなど)も利益を上げることが出来ないということになります。これは今流行りのBNPLも影響を受ける可能性が有ります。

このようにちょっとしたボタンの掛け違いが後に大きな影響を与えることが投資では多々有ります。大きな事態に発展しないことを祈るばかりです。