就職した当時はエンジニア35歳定年説というものがあり、自分もそれぐらいの年齢で別の仕事をしているのだろうと思っていた。幸い40代となった今もエンジニアとして活躍出来ており身を持って35歳定年説を否定することが出来たのだが、20代の頃と比べると自分自身に劣化を感じるようになった。40代になって分かったことは以下の通り。
集中力が無くなる
20、30代の頃は技術書を2〜3時間ぶっ続けで読むことが出来ていたが、最近は30分読み続けるだけでも辛い。
技術への興味が無くなる
新しい技術を昔ほど貪欲に吸収しようという意欲が薄れている気がする。特にフロントエンド周りなど技術の移り変わりが早いものについては今更手を付けてもという気分になる。
勉強の時間が取れなくなる
家族サービスや子供の世話などに時間を取られ、技術的な勉強をする隙が無くなる。
若い頃に比べると無理が効かなくなり、勢いが落ちてきているを実感することが多くなってきた。エンジニアの旬は過ぎた気がするが、もう全然使い物にならないかというとそうでも無い。決断や判断を下すスピードは若い頃より成長しており、また全体を俯瞰した開発も出来るようになっている。なので、今後は若い人をいかにサポートして個人では無くチームとして力を発揮していくことが大切であると考える。
自分がどこまでエンジニアとして活躍出来るかまだ分からないが出来るだけ長く現場で必要とされるように頑張っていきたい。